第51回(2019年度)社会保険労務士試験の試験結果と講評まとめ

2019年8月25日(日)に実施された第51回社会保険労務士試験の試験結果が全国社会保険労務士会連合会 試験センターのホームページにて公表されましたので、こちらのサイトでも情報をまとめてみました。

諸々の結果を踏まえた総括も掲載してますので、今回の試験のまとめとして参考にしてください。

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第51回社会保険労務士試験の試験結果

受験申込者数

種別 今年度
(2019年)
昨年度
(2018年)
対前年比
通常受験者 48,421人 48,456人 -0.07%
科目免除者 569人 556人 +2.3%
公務員特例免除者 580人 570人 +1.1%
合計 49,570人 49,582人 -0.02%

受験者数

種別 今年度
(2019年)
昨年度
(2018年)
対前年比
通常受験者 37,928人 37,445人 +1.28%
科目免除者 500人 487人 +2.66%
公務員特例免除者 492人 495人 -0.06%
合計 38,428人 38,427人 +0.003%

受験率

種別 今年度
(2019年)
昨年度
(2018年)
対前年比
通常受験者 78.3% 77.3% +1.0%
科目免除者 87.9% 87.6% +0.3%
公務員特例免除者 84.8% 86.8% -2.0%
合計 77.5% 77.5% ±0.0%

合格者数

種別 今年度
(2018年)
昨年度
(2018年)
対前年比
通常受験者 2,427人 2,323人 +4.5%
科目免除者 31人 28人 +10.7%
公務員特例免除者 67人 62人 +8.1%
合計 2,525人 2,413人 +4.6%

合格率

種別 今年度
(2018年)
昨年度
(2018年)
対前年比
通常受験者 6.4% 6.2% +3.2%
科目免除者 6.2% 5.7% +8.8%
公務員特例免除者 13.6% 12.5% +8.8%
合計 6.6% 6.3% +4.8%

合格基準点及び配点

本年度(2019年)の合格基準点及び配点

(1)合格基準点
本年度の合格基準は、次2つ条件を満たした者を合格とする。

① 選択式試験は、総得点26点以上かつ各科目3点以上
(ただし、「社会保険に関する一般常識」は2点以上)である者

② 択一式試験は、総得点43点以上かつ各科目4点以上

※ 上記合格基準は、試験の難易度に差が生じたことから昨年度試験の合格基準を補正したものである。

(2)配点
① 選択式試験は、各問1点とし1科目5点満点、合計40点満点とする。
② 択一式試験は、各問1点とし1科目10点満点、合計70点満点とする。

昨年度(2018年)の合格基準点及び配点※参考情報

(1)合格基準点
本年度の合格基準は、次2つ条件を満たした者を合格とする。

① 選択式試験は、総得点23点以上かつ各科目3点以上
(ただし、「社会保険に関する一般常識」「国民年金法」は2点以上)である者

② 択一式試験は、総得点45点以上かつ各科目4点以上
(ただし、「厚生年金保険法」は3点以上)である者

※ 上記合格基準は、試験の難易度に差が生じたことから昨年度試験の合格基準を補正したものである。

(2)配点
① 選択式試験は、各問1点とし1科目5点満点、合計40点満点とする。
② 択一式試験は、各問1点とし1科目10点満点、合計70点満点とする。

フォーサイト 第51回社会保険労務士試験 選択式 講評

選択式の総評!

  • 「労働基準法」「労働安全衛生法」ともに近年の傾向通りで正解しやすい
  • 「労災保険法」はいずれも基本事項からの出題で、確実に点を狙える
  • 「雇用保険法」も過去問の傾向通り満点が狙えるが、空欄が数字の場合は基準点が下がる可能性もある!
  • 「労務管理その他の労働に関する一般常識」は初見の問題が多く、かなり難しかった
  • 「社会保険に関する一般常識」は法令からの出題ではあったが、盲点になりやすい箇所をついてたので基準点が下がる可能性あり
  • 「健康保険法」は例年通り数字関連の出題で、それほど難しくは無かったが基準点は下がる可能性あり
  • 「厚生年金保険法」基本問題が中心だったが数字関連の問いが多く、基準点も下がる可能性あり
  • 「国民年金法」はいずれも基本的な内容で、過去に出題実績があったので得点しやすい

総合的にみると、基準点については昨年度と同じかやや上がる!24点前後の予想!

フォーサイト 第51回社会保険労務士試験 択一式 講評

択一式の総評!

  • 問題冊子のページ数は62ページと昨年よりも1ページアップ!時間配分に苦戦も
  • 労働関係の問題、改正があったが改正点の問題はあまり出ず。レベルは例年並み
  • 「労働安全衛生法」は昨年同様に難しい問題が多く、問9は捨て問と考えてもよい問題です。
  • 「労災保険法」は知らないと思われる規定がいくつもあり、半分程度の正解は取りたい
  • 「雇用保険法」は、数問は難しい問題もあったがそれ以外は普通だったのできっちり得点したい。
  • 「労務管理その他の労働に関する一般常識」法令の出題が3問で全体的に難しかった
  • 「社会保険に関する一般常識」は沿革の問題以外は何とか正解したいところ
  • 「厚生年金保険法」は、全体として比較的易しい問題が多かった
  • 「健康保険法」は難しいものもあったがある程度得点しやすい
  • 「国民年金法」は、例年通り事例など具体的な内容の問題出題。比較的得点しやすかった

総合的にみると、基準点については昨年度同等もしくは下がる予想!

2019年試験の受験申込者・受験者数は昨年と比べて微増微減。ほぼ横ばいという結果でした。近年連続して受験者は上がっていましたが、昨年今年と落ち着いた印象です。合格者数は昨年に比べて+4.6%と150人程度伸びるという結果になりました。

合格発表前の選択式・択一式の講評の予想基準点と比べると、選択式は予想よりも2点高く26点という結果に。択一式は予想通り、昨年よりも下がり43点という結果となりました。講評の内容からは、難しい問題や見慣れない問題もいくつかはあったが、確実に得点できるポイントもあったことから昨年同等ぐらいの難易度かと思われます。

結果としては、合格率は昨年よりも4.8%伸びているので基礎をきっちり学習して実力を発揮できたら合格できたのではないかと思います。例年のことではありますが、やはりしっかりとした基礎が重要であると感じます。

最後に、今年受験されたみなさま、本当にお疲れ様でした。良くも悪くも結果はでましたが、ここで終わりではありません。合格された方には次の道が、残念な結果の場合でも次があります。どちらにしても、前に向かっていくことには変わりありませんので、少しリフレッシュして次のアクションをおこしていきましょう。

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